サミール
そろそろ模様替え、もしくは移転を・・・
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Man on Wire
最近は手に取る事がすっかり少なくなった週刊「SPA!」ですが、久々に気持ち昂ぶるインタビュー記事を発見。これはと思ったところを抜粋します。

SPA!2009年6月2日号「エッジな人々」


<恐怖の根源は「知らない」こと>

――インタビュー冒頭で「高いところが怖くない」と言われましたが、一歩踏み間違えるとそこに待っている「死」は怖いわけですよね。

フィリップ もちろん。よく「あんなことをしたなら、後の人生で怖いものはないだろう?」と聞かれるけど、僕にも怖いものはたくさんあるよ。正直、蜘蛛が怖いし(笑)。でも、もし僕がこれから蜘蛛について学んだらどうなるだろう。蜘蛛の体や生態、どんなものをどんなふうに食べ、休息を取り、どんなふうにメイクラブするのか……それを知ったら、もしかすると好きになるかもしれない。恐怖というのは「知らない」という事実から生まれるんだ。

――それゆえ、6年もの期間を準備に充てたんですね。

フィリップ 綱渡りのときには、綿密な計画を練って、何度も現地に足を運んで、必要とあらば模型を作ったり練習装置を作ったりして臨むんだ。もちろん失敗しないための「スキル」を培うためでもあるし、舞台を知り尽くして恐怖心を払拭する「マインド」を養うためでもあるんだよ。

――恐怖や不安を払拭しさえすれば、不可能なものはないと。

フィリップ 不可能を打破することも、恐怖を克服することに似ているよ。不可能なこと自体を解体することから始めるべきなんだ。たとえばピラミッドを造れ、と言われたらどうする?遠くから眺めているだけでは不可能としか感じない。でも近づいてみて、それがブロックを組み合わせていることを知る。さらにブロックはミクロの砂のかたまりであることに気づく。時間はかかるけど、少しずつ解体していけばいいんだよ。

――綱渡りという行為そのものも、フィリップさんの反骨精神に満ちた生き方自体もまさに“エッジ”であると思います。

フィリップ 今は、安定を求める人が圧倒的多数だよね。でもね、安定を求めて「自分を守ろう」とする受け身の姿勢そのものが、僕は幻想だと思う。どこまでガードを固めても完全に守りきれるものじゃない。僕が考える理想の人生は“美しいアクシデントの連続”であること。恋人に出会うことも、恋に落ちることもアクシデントだよ。たとえ苦境に立たされるようなアクシデントに巻き込まれたとしても、それは一時的にミスっただけのこと。ミスすることはオスカーを貰うよりもはるかにタメになるよ(笑)。ミスから学んで一歩ずつ克服していけばいい。本能にしたがって決断する。NOという言葉に過剰反応しない。対象を徹底的に調べ尽くす。そうすれば恐怖や不安や不可能なことは、なくなるんだ。
(扶桑社SPA! 2009年6月2日号「エッジな人々 大道芸人フィリップ・プティ」より転載)


私自身、時折恐怖に襲われますがとても参考になりました。なるほど、確かに知ってしまえば、怖気づくなり腹を括るなり、少なくとも「不安」はなくなります。

今までこの方を知らなかったのが悔やまれてなりませんが、色々と関連事項を調べてみたらどうやら
映画「Man On Wire」日本公開のプロモーションに来日したとの事。

是非とも観に行かなければ、良いものを読ませて頂きました。

テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

諦めたら
全てがおわる。

諦めない限りは、そこからでも始まる。

カゲロウ山登り((C)buichi.com)
(「カゲロウ山登り」(C) buichi.com)

信じられなくなったら、全てが幻と消える。


信じられる限り、登るべき山は存在する。


父の影響で、私自身幼い頃から愛読している「コブラ」。
全話の中で最も好きなエピソードが、この「カゲロウ山登り」です。

――金塊を積んだ旅客機がある山の頂に墜落した。山の名は「カゲロウ山」。
見る者がそこにあると信じれば山はあるが、信じ切れないものには見ることすらできない。
それぞれの目的を胸に、お尋ね者レオ、爆弾魔マウス姉弟、マフィアのリンダと護衛フランク、神父セバスチャン、漁師ジェロニモとコブラの8名がカゲロウ山に向かう。――


ネットやブックオフでも購入できると思います。
興味を持たれた方は、オフィシャルサイトをご覧のうえ、是非ご購入を。



WORKS >> コブラ >> ストーリー - buichi.com
1853
勝海舟、30歳。

西郷隆盛、25歳。

大久保利通、23歳。

木戸孝允、20歳。

坂本龍馬に至っては、わずか17歳。



浦賀に黒船が訪れた時の、幕末の志士たちの年齢です。

この話は、去る3月23日、致知出版社代表の藤尾秀昭先生に教わったエピソードです。


迫りくる外国の脅威に立ち向かう為、大人は大人で立ち上がったのかも知れません。
それでも、後世に語り継がれる足跡を残したのは、今の私より一回りも若い青年たち。

嫉妬に似た、悔しい思いを感じました。
別に歴史に名を為したいわけじゃない。
けれど、翻弄される生き方をするのは嫌だ。
シンパシーを感じるか、それともジェラシーを感じるか。
結構分かれるテーマです。



すごい人たちが居たもんだと傍観するか。

それとも、「今に見ていろ、俺だって」と発奮するか。


私なら、少なくとも前者ではありたくない。

藤尾先生に一筆啓上する際に久々に思い出しました、
備忘録代わりにエントリします。

テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

天国で 何を思うか 白洲翁
仕事がオフという事もあり、永田町の憲政記念館「新しい憲法を制定する推進大会」に参加して来ました。以前、砂防会館を訪れた際に申込み用紙を頂いていたので、論語研の先輩と連れ立って申込み、国が動く磁場を少しでも感じようと。
主催者発表によると、当日の参加者は約1,200名。第1会場には入りきれず、別室モニターでの観覧も出るほどでした。

議員同盟が決議「憲法審査会の早期始動を」
〜MSN産経ニュース〜

大会風景
(撮影:酒巻俊介氏)

大会運営には議員連盟の関係者の方々のほか、日本青年会議所(JC)関係の方々の活躍が印象的でした。推測ですが200人以上は動員されてたかも、団結力と行動力を感じます。

私自身、参加に当たっては何が出来た訳ではありませんが、白洲翁が会場に居合わせたら何を思うだろう。そんな事を夢想しながら前列で登壇者のスピーチに耳を傾けておりました。

中曽根大勲位
(撮影:酒巻俊介氏)

以下、中曽根会長のスピーチです。

――本日は、今年度の新憲法制定推進の大会にご参加いただきまして、改めまして厚く御礼を申し上げます。また、この大会を開くに当りまして、各方面の皆様方から大変なご協力を頂きました。改めて厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 この憲法改正問題という問題は、国家百年の大計でございます。憲法に市民という言葉が書かれてありますが、この市民というのは、いま生きている市民だけではない。過去の日本に生きた市民、これから生まれてくる日本の新しい市民、これを全部含めて、憲法では市民と書いている訳であります。でありますから、憲法というものが如何に広く深いもので重大な問題であるか、日本の運命を決める大事な問題であるかという事はよく判る訳であります。そういう政経事情に参画するという事でございますから、これは国家百年の計でありまして、あくまで慎重に、そして全国民の皆様方の御意思が反映されるようなやり方で憲法は制定されなければならんのであります。

 明治憲法は明治天皇から戴きました。今の憲法はマッカーサーが原案を作りまして、日本の国会におきましてこれに手を入れて作った日本国憲法でございますが、これからの憲法が、はじめて日本国民が民主的に自分たちで原案を作り、憲法を作り上げるという、新しい憲法の作り方がここへ出て来る訳であります。従いまして、多くの問題点やら、あるいは国民全体の統合意思を形成しているという事が如何に難しい、大事な問題であるか。それだけ結局、この問題は実に大変な、重大な問題であるか、という事が判る訳であります。
 我々はこの大事業に参画しまして、今の憲法が制定されまして以来62年、色々な今の憲法には功績がございますが、しかし時代を経るに従いまして、今や時代に堪える事が出来ない条文その他が多々出て参りました。

 いよいよ、皆さん方と一緒になって、日本の新しい憲法を制定しよう。それがこの大会の主旨であり、皆様方がご支援を戴いている粋でございます。
我々はそういうような、大きな見地に立って、長い目で歴史を俯瞰しながら、全国民、日本の歴史に堪えうるような立派な憲法を、皆さんと一緒に作り上げたいと願う次第でございます。
今日はその推進の大会でございますが、今後とも我々と一緒になって、この名誉ある歴史的な大事業に参画し、ご支援下さいますよう心からお願い致しまして、ご挨拶に代えます。どうもありがとうございました。――



会長のスピーチ以降は、たまたま携えていた文庫本を胸にあてがい、壇上を凝視していました。
3列目と前の席だったので、中曽根康弘会長、中山太郎副会長とも何度か目線が合った気がします、思い込みかも知れませんが。
けったいな奴がおると思われたかも知れませんが、壇上の中曽根会長の脳裏に、次郎さんの面影が浮かんでくれたら嬉しい限りです。

風の男


「ちったぁ、頑張っているじゃねえか。絶対、諦めるんじゃねえぞ」
「風見鶏になるな。流されず、むしろ風を起こせ!」

そんな風に感じてくれているだろうか。否、もっと辛口かも知れないですが、いずれにしても白洲翁をがっかりさせない国にしていかないと。


そんな事を思った憲政記念館でした。


あと、中曽根会長以外では数名の先生方のスピーチが相次ぎましたが、その中でもトリを務めた福島光洋・佐賀県議のスピーチは出色でした。国政・県政問わず「忠恕」の言葉が為政者から聞けるとは。
以下、併記します。

福島光洋・佐賀県議


――只今ご指名頂きました、自由民主党佐賀県連、政務調査会長の福島光洋でございます。このほど、新しい憲法の制定推進大会に地方の組織の一員としてご挨拶をさせて戴きますことを大変光栄に存じておりますと共に、中曽根康弘会長はじめ国会議員の先生方、関係者の皆様方に日頃からのご尽力に感謝を申し上げる次第でございます。
 時間が押しておりますけれども、私どもの憲法改正に向けての思いを、皆様方に述べさせて戴きたいという風に思っております。

 まず、私の住んでおりますところは佐賀県の多久(たく)市、でございます。多久聖廟(たくせいびょう)という孔子廟がありまして、論語の里として、孔子の教えであります忠恕(ちゅうじょ)。すなわち仁の心、思いやり、慈しみ、真心。そのような道徳思想の教えが培われております。
 そして、衆議院の選挙区では郷土の誇りであります、尊敬いたしております自由民主党・政務調査会長の保利耕輔代議士の地元であります。ここに、保利先生が心血を注がれた教育の憲法、教育憲章である教育基本法の改正が2006年12月22日に施行・公布されたわけであります。
 その前に国会質問において、法律の言葉は分かり易く、正しく理解されるものとして発言・提案されたことを思い出すわけであります。この時、私どもは地方に、為政者として、地方政治が暮らし向きの事だけでいいのか。政局中心の政治でいいのかと自問自答する時程もありました。

 そして本年1月、憲法審議会会長の中山太郎先生から『未来の日本をつくるのは君だ!』この著書を贈っていただきました。この本を読ませて戴き、そして本年の県議会の総会の中で、篠塚周城・県議団会長にご相談をいたしまして、県連政務調査会で是非、中山先生に勉強させて戴きたいという思いの中で、2月9日、党本部におきまして、先生から講義を拝聴し、先生の迸(ほとばし)る情熱と不退転の決意に深い感銘を受けた次第であります。
 このような経緯の中で、私たち地方組織はお互いに連携し、憲法に謳われている国民の権利と義務、ここを分かり易く、正しく理解できる憲法となるべく、考え、議論の場を開き、地方組織の一員として自覚の下に、その役割を果たして参りたいと思っております。
 どうか、国会議員の先生方におかれましては、政局にとらわれる事無く、日本人による、日本人の為の憲法をつくって頂けますようお願いを申し上げます。

 結びに、ここに中山先生から頂戴いたしました『憲法千一夜』がございます。この本の最後に述べられております言葉を申し上げて、結びの言葉にっせて頂きます。
「憲法論議は、広く国民に開かれたものでなければならない。国民に不安を与えるような憲法論議は、してはならない。なぜなら憲法は誰のものでもなく、主権者たる国民のものだから。開かれた議論、多くの人が参加する議論。今後もこの信念を胸に、憲法論議を行なっていきたい。」
 私はこの言葉をしっかり胸に刻み、考えて参りたいと思います。皆様方のご健勝を心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせて戴きます。本日は誠にありがとうございました。(拍手)――


テーマ:憲法改正論議 - ジャンル:政治・経済

征服者と云う名の道具
気がついたら、随分と長いこと更新できておりませんでした。
きっかけを頂いた東大のデザイナー木許さん(田母神閣下の東大講演ポスターを製作された方です)、連絡ありがとうございます。

最近ですが、色々ありましてアナログ化しています。
週に10通は葉書やら手紙やら、メールで済ませる事の出来ない意思表示の際は決まって手書きです。

そんな折、「どうすれば、もっとも効果的な手紙を送れるだろう?」思い悩むようになり、偶然手にしたのがエントリのタイトルにもあるブランドです。


コンケラー
コンケラーステーショナリー
〜ながい歴史を誇るヨーロッパ、
その英国から世界80数カ国に送りだされるコンケラーは、
気品と風格を兼ね備えたファイン・ペーパーの国際ブランド。
100年を誇る歴史を持ちながら、
いつも変革者のスピリットにあふれ、
高い品質を維持しつつ、
常にその時代を写すべく絶え間ない研究を続けています。

弊社では従来よりコンケラーの日本でのライセンス生産を
行なっており、お客様からの高い評価を頂いております。〜
(以上、販売元のエンゼルピックHPより)



使い始めてから、由緒あるブランドなんだなと驚きました。
とにかく、書いていて気持ちいいです。
封をした時の「カッチリ」感も、普通の便箋や封筒とは大違い。
ここ一番の勝負服ならぬ「勝負手紙」にピッタリです。


今度、私からの手紙を受け取る人はどうぞお楽しみに。
とにかく「違うんです」。



そうそう、追伸です。
来月より心機一転、ブログ引越し予定です。

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